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賃貸経営アドバイザーの坂田です。
現在、お話しをさせて頂いているオーナー様に、このような方がいます。
会社を経営されていて、所有している賃貸マンションもある。
しかし、
オーナー様自身が年を重ねる上で、今後の
相続の事も視野に入れ、
よい対策はないものか。
という内容です。
オーナー様には、お二人の後継者(息子さんと娘さん)がいる状況で、
いわゆる「
争続」にならないようにしたい。
所有されている賃貸マンションの
売却なども検討されております。
現段階のオーナー様の意向は、売却した現金を均等に
分割する。
たしかに、それも一つの方法であるかもしれません・・・
少し話が変わりますが、
今年のNHK大河ドラマの「
竜馬伝」で登場した注目人物。
岩崎弥太郎 (右:香川照之)
(※香川さんは東京大学卒なんですね)
明治の実業家で、【
三菱財閥】の創業者で初代総帥。
明治の動乱期に政商として
巨利を得た最も有名な人物であることはご存じだ、と思います。
岩崎弥太郎に代表されるようないわゆる 【
財閥】 。
個人だけが、資産を持っているわけではなく、
一族全体が資産家である。
それは世界の名だたる資産家に共通して言える事。
家族全体が
共通の認識で、
共通の目標に向かって事業を行っている。
最終的に一番信頼できるのは、「
家族」ですから。
ここから先のお話は、
それぞれのオーナー様の考え方によって全く違ってくると思われます。
もちろん私個人の考え方として聞いて頂きたい。
まず考えなければいけない事は、
資産の永続性。
今の日本の制度では、
一代で築き上げた資産でも「
孫の代」まででほぼなくなってしまいます。
制度上の問題もありますが、そのほかに資産維持形成をする中で、
様々なご苦労をされてきたオーナー様ですからこそ、
その思いを後継者にさせたくはない、
という考えがあることも原因なのではないか、と思います。
その思いはとてもわかります。
ですが、現在の我が国の経済状況等を見ても、
それは得策だいえるのでしょうか?
経済格差が拡がる事が目に見えている状況。
高齢化社会から
超高齢社会になっている日本で、
若者が
疲弊していくことは必至です。
その事がわかっている状況下で、
今ある資産を分割(1/2=縮小)してしまいますと、
3代目ではその1/4。確実に資産は消滅してしまいます。
また、一から資産形成するには、銀行からの借入が必要となります。
銀行の
利息が資産形成の邪魔をすることはオーナー様が一番ご存じなはずです。
現時点ですら、
借入ができずに永遠に貸家生活を強いられる方が増えている・・・
「
家族」の見直し。
信頼できる者同士での資産維持・構築の話し合いが必要になります。
資産の話を家族とする・・・
日本人の感覚が邪魔するかもしれませんね。
家族全体の資産に対するの真剣な議論。
繰り返しになりますが、
分割をすると資産は資産ではなくなります。
分割され縮小された資産ほど、活用しにくくなります。
運用の勉強ももちろん必要ですし、完全に家族を巻き込んでのお話になります。
ですが、
家族全体の資産をどのように活かしていくかを考えて頂きたい。
分割された資産で、
車を購入したり、無駄遣いが起こるとすぐになくなってしまいます。
例えば、
息子さんが分譲マンション(資産)を銀行からの
借入で購入しているとすると、
家族で話し合い、銀行の
利息を減らすために対応する必要もあります。
共通の財産として、家族の資産を統合して考えていく。
そこには、個々人の尊重などという話はないかもしれません。
しかし、今後の日本の不透明な状況で
家族が安定して暮らしていくためにはこの方法が最善であると思います。
一般の方よりもスタートラインが
一歩も二歩も手前にある状況をもっと大切にして頂きたい。
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