このオーナー様は、以前は仲介会社
1社だけに任せている状態でした。
確かに、1社に「任せている」状態は、管理面では楽なように見えます。
しかし、それはその「任せている」会社によりけりですよね。
さて、このオーナー様が弊社に募集を頼んだ経緯は、
故人であるお父様が、昔からその会社に全てを「任せて」いたので、
途中から引き継いだオーナー様が変更する事が難しかった。
空室も続いていたが、築年数も経っているので、
「しょうがない」と説得されていました。
本業が忙しいので、賃貸経営の事はほとんど素人の状態が続きました。
そんな中、数少ない入居者が退去する日がきました。
オーナー様にとっては、初めての事。
もちろん、様々な退去業務があります。
不安を抱えつつも、長い付き合いの会社なので、大丈夫だろう、と考えていました。
しかし、
かえってきた言葉は、
「ご自分で全てお願いします」
「任せている」気になっていたのは、オーナー様だけでした。
全くの素人のオーナー様が、退去立会いや敷金精算、リフォーム業者探しを強いられました。
オーナー様が何かを拒んだために、そのような事になったわけではなく、
初めから、何もしてくれなかった。
本業の合間に、必死に勉強されたようです。
再度、確認ですが、
一重に「任せる」と言っても、賃貸経営には大きく分けて4つの「任せ方」があります。
■ 管理契約
【一括借上げ(サブリース)契約】(有料)
【集金管理契約】(有料)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ 媒介契約
【専任媒介契約】(無料)
【一般媒介契約】(無料)
オーナー様によって、最適な「任せ方」があります。
昔からの付き合いですと、この契約が曖昧で、
最悪な場合「口約束」などで、今、様々な問題が起こっています。
「契約上」どうのこうの、と言ってばかりいると、
私がすごく冷たい人間に思えるかも知れませんが、
契約内容を確認する上でも、オーナー様自体を守るためにも、
何らかの正式な契約は必要です。
あくまでも賃貸経営はビジネスですから。
このようなケースは増えていています。
「任せている」気になっているのは、オーナー様だけ。
状況によって、その「任せ方」は違ってきます。
何かしらの問題がある物件は、そこの判断が間違っているはずです。
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株式会社 RentHouse
関連事業部 受託課
所 長 坂 田 直 哉
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