今日もブログをご覧いただきありがとうございます。
関連事業部 受託課の松本です。
とある物件のお話し。
鉄筋のマンションは、建物の
メンテナンスにも気をかけておかないと、後々大きな出費を
代償として背負うことになります。
コンクリートのひびからの浸水、防水コーティングの劣化による浸水、外壁塗装の劣化によるひび割れの悪化、その結果内部に浸水。
これらの補修は、水漏れなどが起こってからの修繕費は
莫大なものです。
壁面が気になった時や、ご案内時にお部屋の汚さをズバリ指摘されてしまった時には、
オーナー様に「そろそろ補修・修繕では?」と致命的になる前に良心で促してみます。
その際に、全く耳をかさないどころか、逆に食ってかかってきて独自の理論を展開するオーナー様がいます。
今回はそんなオーナー様のお話し。
皆さんはどう思われるでしょうか?
この物件は鉄筋のマンションで
遠くから見ると結構綺麗。
近づくにつれ、外壁の汚さ、ひび割れなどが目立ち、共用部分の掃除も行きとどいていない。
さらに、空室のお部屋も入った瞬間ひどい排水臭。
2部屋の空室ですが恐らく最低1年は決まっていない。恐らく2年以上!
しかし、オーナー曰く、決まらない理由はあくまでもお客さんの問題。
「文句があるんだったらだったら買えばいいじゃねえか!」と一気にまくしたてられ
「だいたい、そんなところにケチつける奴はろくな奴じゃない」
不動産屋からの補修提案等に関しても、
「建って20年もすれば当たり前だ!」と一蹴!!
このままですと、間違いなく水漏れなどが発生し、入居者への賠償問題、建物の莫大な補修・修繕費は免れないと思います。
ここから先は運次第、耐久年数を完全に過ぎていて浸食が一気に加速している状態なので・・・
とにかく決まらなければ入居者のせいであり、オーナー側に何の非も無いという独自の理論。
不動産屋からの、ちょっとした賃料交渉や相談事にも
「ろくな奴じゃねえ!」と応じない。
決まるわけがないですよね!!
オーナー業はサービス業。
不動産業者の営業マンにも最悪なイメージ。
よって各社営業マンたちは、
・ この人に電話したくない。話したくない。
・ この物件は見に行くと、靴下が信じられないほど汚くなるから行きたくない。
・ スリッパをはく以前の問題。
・ 臭すぎる。
・ 決まるわけがない。
このような理由で疎遠となっています。
入居者を斡旋している不動産業者の「営業マン」を敵にまわしているのですから、
紹介・案内は偶然にもインターネット検索で「これが見たい」と言う状況以外に
営業マンがあえて情報を見せることはない。
ネット掲載も、「決まるわけがない」と言う理由で掲載料の無駄と言う事で、
不動産業者が削除してしまうと言う悪循環。
完全に不動産業界自体を敵にまわしてしまったオーナー様。
別の分野で例えるとこんな感じでしょうか!!
☆ 電気屋に言って傷の付いた商品、埃だらけの商品が陳列されている!
オーナー(販売員):「自分で拭けばいいじゃねえか!傷なんかどうせ付くんだ!」
☆ スーパーに行ってカビの生えたミカンを堂々と販売!
オーナー(販売員):「カビの生えてねえ所だけ食べればいいじゃねえか!」
「こんなところにケチつけるなんて、ろくな奴じゃねえ!」
と言っているようなもの。売れるわけがない!!
そしてこの物件が今どうなっているかと言うと、
もはや、不動産屋からも見放され、
この決まっていない恐らく2年近く、一度も見学すらないのか、
オーナーが部屋に立ち入ることも無いのか、
トイレの水は枯れはて、
信じられない事に入口のドアノブがクモの巣だらけになっていました!!
勿論、オーナーに優しく促しましたが、まくしたてられ終わりました。
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