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賃貸経営アドバイザーの坂田です。
ここ数日、少々
風邪をこじらせております。
この時期は特に体調管理が大切ですね。
仕事柄、外を歩く機会が多いので、最近このような商品を買いました。
「ヒートテック」
CMもやっていますが、非常に保温性に優れており、本当に暖かいです。
しかも、お値打ち価格。
お勧めです。
かなりお世話になっている
ユニクロさんですが、
昨日のニュースで、大記録を達成したようです。
『ユニクロ、1日当たりの売上高が初の100億円突破』 (産経新聞)
内容は、
国内のみ
ユニクロ直営店801店舗+インターネット通販「ユニクロオンラインストア」
=売上高
101億
5368万円 (
1日当たり)
とてつもない数字ですね。
要因としては、
「
創業感謝祭」(11月20日~23日)限定で、
東レと共同開発した1,500円の機能性防寒肌着「ヒートテック」を
990円、
2種類の「ウルトラライトダウン」を
2,000円引きで販売したことが大きかったようです。
実際にユニクロ銀座店では、
通常の土曜と比べて、ヒートテックが約
5倍の売れ行きだったようです。
衣料品業界に限らずほぼ全ての業界の不振が深刻さを増すなか
なぜ「
ユニクロ 」だけが売れるのでしょうか?
単純に〝安い〟から売れるのでしょうか?
そもそも「ユニクロ」と言えば、「
フリース」でした。
懐かしいですね。当時はみんな着ていました。
10年ほど前、私自身買った記憶がありますが、驚くほど低価格の防寒衣料。
実際に2000年秋冬には2600万枚という驚異的な記録を達成しています。
しかし、「フリース」の爆発的なヒットのあと、
しばらくは、流行とは逆に「ユニクロ離れ」なる現象も起きました。
この時点でのユニクロさんのイメージは〝
安物売り〟だったように感じます。
その当時とは異なった、
ユニクロさんが、現在売っている〝 もの〟とは何なのでしょうか?
ユニクロさんから伝わってくる〝 メッセージ〟とは何なのでしょうか?
その事を考えると、
今回の100億円突破の根幹が見えてくるように思えます。
「フリース」の売りは、完全に「
安さ」です。
「ヒートテック」や、女性に大人気の「ブラトップ」の売りは何なのでしょうか?
「ヒートテック」=「
暖かさ」
「ブラトップ」=「ブラジャーを着けていないのに着けている
安心感」・「
快適さ」
価格の問題ではなく、
この商品を買うと、どうなりますよ!という機能性を前面に出して広告している事。
「
寒さという苦痛」を解消してくれる商品です。
「
窮屈さという苦痛」を解消してくれる商品です。
そんな商品は、巷にいっぱいあるじゃないか!
確かにあります。
しかし、他社衣料業界が、「肌着ごとき」 にあそこまで明確なアピールした広告を打ちがしたか、
と言われれば、疑問符です。
ただの「肌着」が「ヒートテック」というブランドを背負って売られている。
本来であれば、
衣料品販売店ですから、「肌着」などではなく、「
上着」を主力としたいはずです。
そこも戦略なのでしょう。
よく考えられているな、と二番煎じで考えると納得できます。
只でさえ、財布のひもをこれでもかと〆ている顧客に対し、
とるべき対策は、
・一年間でもっとも
稼働の高い衣料である「肌着」。
・もっとも
コストを気にせず買える衣料である「肌着」。
・
使い捨てのイメージがあるのも「肌着」。
そこにプラスして、
・「ユニクロ」の商品であるという
恥ずかしさがもっとも隠せる衣料も「肌着」。
なんとなく「ヒートテック」を買ったつもりである私ですが、
実は、
必然にも近いかたちで「ヒートテック」を買わされたのではないか、
とまで思います。
ユニクロさんのマーケット調査に完全に、はまってしまいました。
偶然に売れる〝もの〟もあるかもしれませんが、
必然のように感じてなりません。
今回の100億円という数字。
どのような思いで売り手側が見ているのか。
その感覚を味わってみたいものです。
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