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賃貸経営アドバイザーの坂田です。
前回は、大学生の就職内定率のお話から、「希望」を売るというお話をさせて頂きました。
今回は、いざ就職をした際に起こる問題。
各業種の「
価格競争」についてお話したいと思います。
スーパーや百貨店、飲食店に至るまで、
「価格競争」にさらされていない会社は、ないように思われます。
その中で、「牛丼戦争」を例にとってみると、
業界大手3社。
「吉野家」「松屋」「すき家」。
それぞれ熾烈な顧客獲得競争の結果、軍配は「すき家」に。
それぞれが異常とも思える牛丼1杯280円という金額を断行。
この金額が大きかったのでしょうか?
その業況をオーナー様はどのような思いで見ておられたでしょうか。
空室を抱えているオーナー様に限らず、
全てのオーナー様共通の思いは賃料の下落がいつまで続くのかという事。
デフレが続いていて、賃料を下げなければ、顧客獲得ができないようにさえ感じてしまいます。
私は、「吉野家」「松屋」「すき家」それぞれに行った事がありますが、
素直な感想としては、
「吉野家」
名前は当然知っています。何度も食べた事があり、安心できる。
しかし、なぜだかよくわかりませんが、
急いで食べなければいけないような気になり、申し訳なく思います。
「松屋」
味噌汁とサラダが付いてくるのでお得。
メニューが豊富な事はわかりますが、レンジで温めているところが見えすぎる。
従業員に外国人が多いですが、肝心の日本人の接客が疲れ切っています。
こちらもよくわかりませんが、急いで食べなければ申し訳ないような気持ちになります。
「すき家」
メニューが豊富な事と外国人従業員が多い事は松屋と同様ですが、
不思議な事にゆっくり食べれます。
価格は他と変わりませんが、会計は結果的に高くなっているように感じます。
「吉野家」が280円から380円に変更したら納得がいかない人が多いようです。
「すき家」が同様に変更があって納得がいかない人はどれほどになるのでしょうか。
味の理由から「吉野家」にいかないのでしょうか?
そうではない。
お店に何をしに行っているのか。
その部分の考え方が各社違うように思われます。
「吉野家」は、「味とブランド力」を魅力に思う顧客を獲得したい。
「松屋」は、「価格と質」をお得に思う顧客を獲得したい。
「すき家」は、「食事」をしに行く顧客を獲得したい。
もう少し言いますと、食事とは何なのかを真剣に考えているように感じます。
おおげさに言うと、入店してから、会計をするまで、
食事をしていて「楽しい」と感じるかどうか。
「吉野家」は、「自社の力」に目を向けている。
「松屋」は、「コストパフォーマンス」に目を向けている。
「すき家」は、「人間」を見ているように感じます。
この事から私も学ぶべきことは非常に多いように感じます。
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