尖閣諸島国有化にはじまる対中情勢の緊張状態が続いています。
満州事変の発端となった柳条湖事件の発生日にあたる明日18日には、
一体どうなってしまうのでしょうか?
否応なしに歴史に引き寄せられるかたちとなって、本屋に立ち寄ってみると、
非常に面白い書籍を見つけてしまいました。
■ 「
東大のディープな日本史 」 ( 中経出版 ) / 1050円
東京大学の日本史の過去の入試問題を題材として、
その出来事や制度をあまり知られていない側面から考えてみる、という内容。
一般的な大学の入試問題は、年号や人物の暗記に終始するところですが、
東大の入試は全て論述形式。
単に覚えた知識を披露するという類の、知っていればできるというものではなく、
歴史学的視点をもとに思考をしなくては解答までたどり着くことができません。
特に、昨今の対中・対韓情勢を意識すると、
古代・中世時代の白村江の戦いや遣唐使・元寇のくだりは非常に興味深かったです。
賃貸経営には、全くといって関係のないお話ですが、
物事ができあがる過程においての人間の判断や行動は、
いつの時代でも変わらないのだな、と思い知らされた良書だと思います。
京王線 / 井の頭線 / 中央線 / 小田急線沿線 多店舗展開中
株 式 会 社
レ ン ト 管 理 サ ー ビ ス ■ ■
東京都府中市府中町2-1-7 / TEL : 042-314-6601
賃 貸 不 動 産 経 営 管 理 士 坂 田 直 哉
PR