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プロが教える空室対策!

㈱レント管理サービス 受託課の活動報告や日常の出来事を紹介するスタッフ日記です!

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狭すぎるから!

いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。

レントハウス賃貸経営アドバイザーの坂田です。



やっと過ごし易い気候になってきました。


この時期は、「市場調査」と「賃料査定」が私の専らの仕事です。

新築物件を建設予定中の

オーナー様、設計士さんや建築会社さんからの依頼です。

「流行りの間取りは?」

賃料はいくらなのか?」

答えは、もちろん予定地によって様々です。




多くの建築図面を拝見させていただきますと・・・


図面を見ただけで、

オーナー様の性格がわかるようになってきたように感じます。




5分の立地でも

単身向け物件の空室が増えているこのご時世で、

15分以上ある建設予定地で1Kの図面が上がってきます。

・・・


もちろん、

立地条件の厳しい単身向け物件の場合でも、満室にすることは可能です。

実際に仲介する側の条件を飲んで頂ければの話ですが…


しかし、

実際には、見当違いの図面ほど、募集条件もまったくもって見当違いなのが現実。

きちんとアドバイスしているのか?

疑問です。




1部屋の㎡数が広くなると、総戸数は減ってしまいます

満室時の収入も、並行して減ります。


ですが、収益面を考えると、いや、考えすぎると賃貸経営は失敗します。



設備投資が重要と言う方もいますが、

今後の賃貸経営で重要なのは間違いなく広さです。

適度な広さ。

設備は古くなれば、いくらでも変更可能です。

※投資物件でも広さが重要です。





もっとも、

設計士さんや建築会社さんは、プロですから、そんなことは百も承知なはずです。

結果として、

上がってくる図面が、往々にして狭いのは、その他の要因が大きいはずです。



設計士さんや建築会社さんが、

他業者である我々に「市場調査」や「賃料査定」を依頼してくるのは、

誰かを説得したくて、その裏付けをとりたいからです。



自らが関係した物件が空室を抱えていると、

後々の仕事に影響が少なからずあるはずですから。



今後は、


新築で単身向け物件で、25㎡以下の物件。

数年後には慢性的な空室に悩まされます。



駅徒歩10分以上の単身向け物件。

同じく数年後には、慢性的な空室に悩まされます。





相続などの資産運用にと考えられてはじめられる方が多いですが、

初めから失敗が見えてしまう。




衣食住の「衣」で例えるならば、

20年前の洋服のデザインをよし、とする人は非常に少ない。

逆に、恥ずかしさすら覚えます。

デザインも時代遅れで、サイズも小さければ、

当然ながらリサイクルもできません。

サイズだけは、どうにもなりません。

(※壁をぶちこわして、大がかりなリノベーションを行えば別ですが…)





費用対効果を考えれば、

設備投資を抑えてでも、広さの確保は絶対条件です。


【一例】

1K:28㎡以上 洋室部分8帖以上

1LDK:40㎡以上 LDK10帖以上 寝室部分6帖以上




狭くて何をしても決まらない物件が溢れています。

賃料を建築時では検討もしていなかった金額にするしかない。

賃貸経営は計画時で9割決まる、と言っても過言ではありません。


来年の春に完成するのに間に合わなくなりますよ?」と言われたら、

再来年にしましょう。

それほど、重要です。


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