昨日の松本のブログは、
入居者間や近隣トラブルにおける対応が如何に難しいか、という内容でした。
本日は、その件も含み、
「 オーナー様には、直接言えない入居者が退去する本音 」 をコッソリお伝えします。
□ リアルな引越したい理由ランキング
1 位 : 狭い
2 位 : 環境が悪い
3 位 : 設備が古い・不満
4 位 : 入居者間・近隣トラブル
5 位 : 夢を叶えたい
( 全国賃貸住宅新聞 6月4日号掲載 )
調査方法:3月5日から4月15日までの間に、ツイッター上で集計したもの。
つぶやき数:911件
この調査結果から、
入居者の 「
広さ 」 へのニーズの高さが読み取れます。
「
寝返りをうつとタンスにあたる 」
「
ひな人形をきちんと収納できる部屋がほしい 」
など、広さにまつわる内容。
開放的な空間への憧れがつぶやかれました。
次に多かったのは、「
環境が悪い 」 という理由。
「
目の前に14階建てのマンションが建つ 」
「
下水が臭い 」
「
ゴキブリがでる 」
などといった投稿がありました。
3位に入ったのは「
老朽化 」。
「
築40年の建物でカビに悩まされている 」
「
朝から結露と格闘している 」
などです。
「
近隣トラブル 」 などが上位に入り、
入居者の物件や生活に対する不満が明確になりました。
このランキングで、考えなければならないことは、
日々の経営努力で改善できるものなのかどうかを判断する必要があるということ。
最も不満である 「
広さ 」 に関しては、根本的な問題ですので、
改善には、リニューアルという方向で考える必要があり、
努力では何も変わりません。
次の 「
環境問題 」 に関しては、
もちろん外部に起因するものであれば、対応できませんが、
内部の問題 ( 共用部分などの清掃状況など )はいかようにも改善できますね。
「
設備への不満 」 はまだまだ、対応できる範囲だと思いますが、
努力という意味合いよりも投資費用が発生するので、
予算との兼ね合いで考えざるをえません。
「
人的トラブル 」 に関しては、後述する松本のブログの内容そのものだと思います。
そして、もうひとつ考えなければならないことは、入居者の本音を聞き取る姿勢の有無。
理由がわからなければ、どのような内容においても解決しようがありません。
「 何も問題はない、、、はず、、、だ 」
希望的観測ですね。
ですから、私たちは、その代弁者とならないといけない、と思います。
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賃 貸 不 動 産 経 営 管 理 士 坂 田 直 哉
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