建築会社様からの依頼で、
賃貸併用住宅を計画中のオーナー様に対し、
建築予定地周辺の市場調査の結果報告を行ってまいりました。
弊社の市場調査報告書は、ページ数にして約60枚前後になることが多いので、
ある程度お時間を頂いてご説明することになります。
(このような資料を作成させて頂いております。)
オーナー様にご説明させて頂いたのですが、
今回は、私の方が勉強させて頂くことが多い結果となりました。
事前にオーナー様独自である程度調べているようで、ご要望として3つの頂きました。
① 学生向け1Kは飽和状態になっているので、カップル向けをターゲットにしてはどうか。
② インターネット検索をする際に50㎡以上でヒットするようにしてはどうか。
③ 1LDKと2LDKの市場を調べてもらいたい。上記のご要望の全てが、非常に的を得ており、
市場調査をさせて頂かなくとも、問題がないのではないか、と思うほどでした。
建築予定地は、最寄駅まで5分圏内。近くには、国立大学がある立地。
一般的なオーナー様であれば、投資利回りを真っ先に考え、
学生単身者向けのワンルームをご希望されるところだと思います。
調査をさせて頂くと、オーナー様のご要望は全て合致する結果となりました。
また、市場調査内容の報告と合わせて、
間取りプランについてもお話しさせて頂いたのですが、
賃貸併用住宅の場合、最優先でご自宅のことを考えるオーナー様が多い中、
専有面積が入居者ニーズに合わなければ、
ご自宅部分を削減してもといという考えもお持ちでしたので、
本音でお話しさせて頂くことができました。
まだ、事業計画中で、建物は存在しませんが、間違いなく成功する。
そう確信できるオーナー様に出会えたような気がします。
日本の人口は、既に減少しており、
今でこそ人口が集中している東京都も、数年後には減少に転じると言われています。
つまり、全体として、家あまり現象が起きてくるはずです。
そこが不動産投資を不安にさせる要因のひとつだと思います。
しかし、家あまり現象が起きた時にも、人気を博す賃貸は必ず存在する。
オーナー様の近所にも、
ずっと満室の建物とずっと空室の建物が既にあるように、今現在と大きく変わらない。
良いものは良い。
「カッコよさ」や「新しさ」という基準ではなく、「心地よさ」。
最近悪い意味で使われることが多い「ゆとり」とも言い換えられると思います。
そのあたりが事業計画のキーワードだと思っています。
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賃 貸 不 動 産 経 営 管 理 士 坂 田 直 哉
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