サラリーマン・オーナー様が急増中です。
ご両親から、土地を譲り受けたわけではなく、完全なる投資目的。
理由は、年金や老後の不安から、もしくは、サラリーマン生活の早期リタイヤのため。
私もよく書店で不動産投資コーナーにいるのですが、それらしい方々で賑わっています。
皆様とても勉強熱心です。
しかし、肝心な事があります。
それは、投資を考えていているのだけれど、
良い物件がない、という事。
マニュアル本を読むと、このような物件を買いましょう的な話が載っていますが、
実際のところは、そんな優良物件はない。
例えば、
オーナー様自らの目が届く範囲で探して、利回り10%?駅近?築浅?
検索すると
0件です。
そもそも普通に考えれば、優良物件であれば、売買会社が売らずに自ら運営するはずです。
では、なぜ「儲かりますよ」的なものを、他人に売るのでしょうか?
それは
運営するより、売った法が儲かるからです。
すごく簡単です。
すでに買われたことがある方は、ご存じでしょうが、様々な
抱き合わせ商法が潜んでいます。
気楽にできる1室からの投資などで多いですが、
高額な管理会社がセットになって付いてきたり、高額な業者さんがセットになっていたり、
その他、様々な制約が付いている。
高額なものを買わせておいて、更にお金を巻き上げる。
今は、あまりに悪徳な会社は少なくなってきているようですが…
そういったことを考えると、現在インターネットなどで見る限りでは、
お得な物件と出会える確率は非常に低い、と考えられます。
なんだか、絶望的で申し訳ありませんが、事実です。
ですが、そんな不動産投資にも
希望はあります。
数ある投資の中で、不動産だけには、「
経営」という言葉が付きます。
株式「経営」とは言いませんが、不動産「
経営」とは言います。
何が言いたいか、というと、
オーナー様の「
実力」次第でどうにでもなるという事。
不動産は、投資の中で、一番ギャンブル性が低い、と個人的に思っています。
他人任せではない。
語弊はありますが、
言ってみれば、
どのような物件でもいいのです。
現時点では、どうしても実利回り6%
それでもいいのではないでしょうか?
実際、売りに出るときの利回りなどは、売手側の細工が入っていることが多い。
それを10%にするのも、3%にするのも、オーナー様次第という事。
運よく築浅10%以上ある優良物件に出会えても、
オーナー様次第では、首が回らなくなる。
しかも、前回もお話しましたが、
既存の賃貸管理は、正直ひどい状況です。
文字通り何もしていないオーナー様が巷に溢れています。
勉強熱心なオーナー様であれば、
そういった競合物件に勝つ事はそう難しい話ではないはずです。
投資は、不況の時にこそやるべき。
社会情勢の後押しもある。
まさに、今はその時期なのだ、と思います。
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