低金利政策が、不況を打開する一つの方法である、とするならば、
この国家戦略化では、
どのようなことが賃貸市場に影響するか、考えねばいけません。
【分譲マンションの販売状況】***********************************
■東京23区は5千万~6千万円台でも好調
(2010年3月の実績)
2010年3月の首都圏新築マンション供給戸数は3505戸となった。
前年同月比で671戸増となっており、先月 に続き供給水準は
前年を上回った。
東京23区が1755戸(前年同月比
23%増)
首都圏の初月申込率は81.0%と、
実に
3年ぶりの80%台となった(2007年3月:6773戸・84%)。
■新規販売物件は概ね好調
(2010年4月の実績)
2010年4月の首都圏新築マンション供給戸数は3100戸となった。
前年同月比で412戸増となってお り、供給水準は3カ月連続で前年同月を上回った。
首都圏の初月申込率は79.2%と、先月の81.0%に続き高水準をキープ。
■初月申込率が70%超をキープ、おおむね好調
(2010年5月の実績)
2010年5月の首都圏新築マンション供給戸数は4018戸となった。
前年同月比で
389戸増となっており、供給水準は
4カ月連続で前年同月を上回った。
『大量供給・初月完売』が見られなかったため、
初月申込率を大きく底上げする物件がなかったことが、
70%という数字に落ち着いた要因と言えよう。
それで も70%超をキープしているので、販売好調状態が続いていると言って良いだろう。
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かなり
好調のようです。
さすがに需要面で緩やかな伸びとなってきましたが、
一戸建て同様、これだけ売買物件が人気であれば、
賃貸のファミリー物件はどうなってしまうのか?
低金利政策や
贈与税免除、
エコ住宅ポイントなど、
「
今買わなければ損ですよ」、と国が言っている。
私(賃貸生活)の嫁までもが、
「マンションって今買った方がいいの?」と言っています。
個人的には、売買住居は資産形成をした後に買うものだ、と思っているので、
土地を買って利用はしたとしても、居住用のマンションや戸建を買うことはありません。
以前は、12・3万円の賃料であれば、金利の影響をあり、
まだ分譲マンションを買うことはできませんでしたが、
今は、頑張れば買えてしまいます!
しかも、中古マンションを買い、流行のリノベーションをして賢く節約している方もいます。
【賃貸】
築年数15年
駅徒歩18分
3LDKで賃料15万円。
【分譲マンション】
新築分譲マンション
駅徒歩3分
2SLDKで月々13万円(ローン期間35年)。
【リンク】
・
返済額の試算
・
新生銀行
迷いませんか?
ファミリー物件の賃貸をお持ちのオーナー様は、
近隣の競合賃貸物件だけでなく、
分譲マンションの月々の返済額とも勝負しなければいけない時代です。
1K単身向け物件を持っていて良かった!とお思いにならないでください。
これだけ低金利政策が続くと、
新規参入者がゾクゾクと増えていくることは必至。
現に、大手ハウスメーカーが力を入れている分野に「
賃貸併用住宅」があります。
エコ住宅ポイントの影響もあり、10戸の賃貸で300万円の恩恵が得られる現状。
景気が良くなることは素晴らしい事ですが、
一概に、現状を喜んでもいられない。
都心部を除けば、分譲マンションの建設は
これからが本番、と言う方もいます。
大型分譲マンションはその規模から、、
構想から完成まで
2年ほどかかる、と言われています。
一時期のリーマンショック後の影響により、
建て控えをしていた業界がこぞって建設に動き出している。
(※事実、この秋期完成予定物件は意外と少ない)
この期間に何ができるか。
物件の弱点を補う期間だ、と考えなければいけないのかもしれません。
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