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プロが教える空室対策!

㈱レント管理サービス 受託課の活動報告や日常の出来事を紹介するスタッフ日記です!

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判断

いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。

関連事業部 受託課 坂田です。



今日は、複数の空室を抱えるオーナー様のところにお話を伺いに行きました。

人気の賃貸併用住宅で築浅1K単身者向け物件。

総戸数は、全3戸で物件規模はそう大きくはありません。



全3戸なのに複数空いている?


そうなんです。

現在3戸中2戸空室。

しかも、その期間は6ヶ月になります。



賃料は、70,000円

世田谷にある物件なので、そこまで相場から外れているわけではありません。

この物件は、弊社が管理しているわけではなく、

複数の仲介会社で募集お願いしている状況。



繁忙期に弊社の店舗でも、申し込みをした経緯がありました。

しかし、家賃交渉付き。

金額は68,000円。

2,000円の交渉です。


結果は、不成立。


69,000円であれば、良いという内容でしたが、入居者が拒否。


結果、他の物件で決まったわけですが、

その時点では、空室は1戸で、繁忙期ということもあり、

オーナー様は強気な交渉に出たのですが、

その結果が6ヶ月空室という事態になっていました。


確かに、

70,000円×24ヶ月=1,680,000円

69,000円×24ヶ月=1,656,000円

68,000円×24ヶ月=1,632,000円

となり、

68,000円であれば、2年間で48,000円の損になります。


ですが、結果的に、24,000円(1年間での計算)の損を拒んだ為に、

6ヶ月分の入るはずだった収入が408,000円ダウンしたことになります。

2部屋であれば、816,000円の収入ダウン。

年間計算すると、1,632,000円の収入ダウン。

それを月計算すると、136,000円の収入ダウン。


もし仮に、一般サラリーマン家庭で、稼ぎ頭の旦那の収入が月136,000円下がったら、

とんでもない事になります。





オーナー様の立場から、言わせて頂ければ、

69,000円で決めれなかった営業マンが悪いと言う事になるかもしれませんが、

店舗の一般媒介でご紹介出来る物件の数を考えて頂きたい。


特に、1K60,000円~70,000円台の価格帯の物件数がどれほど多いかは、

私が指摘するまでも無いでしょう。



今回、私が言いたいことは、値下げをしなかったオーナー様が悪い、と言う事ではなく、

オーナー業と言うのは、常に「判断」を求められる、と言う事。

オーナー業と言うのは、「判断する仕事」と言っていいのかもしれません。


特に、複数の仲介業者や出入り業者さんと、直接やり取りをしているオーナー様。


委託管理を任せている場合は、

その管理会社 (悪徳管理会社は除く) は

オーナー様サイドに立って物事(交渉事など)を考えるので、

そう多くの判断機会はありませんが、


全てを自主管理する、と言う事は、

全ての判断をオーナー様自らがしなければいけない、と言う事になります。





個人的には、よほどベテランのオーナー様以外は、

全ての判断をする事は、不可能だと思っています。


「任せるところ」と「自分でやるところ」を判断しないといけない、と思います。






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