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賃貸経営アドバイザーの坂田です。
私事ですが、
夏季休暇を利用し、地元である九州の 「 旅館 」 に宿泊をした時のこと。
久しぶりの旅行ということもありましたが、その旅館の質の高い対応ぶりに驚きました。
一体、いくらの請求されるのだろう・・・
しかし、結果をみると、「 期間限定の特別料金 」 でした。
通常料金よりも 「 25%OFF 」。
このような状況で果たして継続していけるのか心配になりました。
確かに、ホテル業界は、このところあまり良い話を聞きません。
どの業界よりも難しい状況と聞いています。
「 お部屋 」 という商品を扱う他業者。
その原因とは何なのでしょうか?
長年にわたって賓客を迎えてきた名門ホテルもあっけなく倒産する時代のようです。
賃貸住宅、同様に、バブル期にその規模を伸ばしてきた業界。
しかし、
そのバブル期の過剰投資から始まり、
設備の投資の不徹底による競争力の低下、
それに伴うキャッシュフローの弱体化。
全ての業界が同じかもしれませんが、
ホテル事業は、その特性上も賃貸経営と類似点を数多く保有しています。
1、多額の先行投資を必要
2、立地、施設規設構成(内容)の制約が非常に大きい
3、運営上は人的サービスが中心
4、季節変動、景気動向の影響をもっとも早く受ける業種
5、提供する商品の在庫ができない
こうした類似点を多く持っている他業種。
賃貸経営同様に、「 二極化 」 が進行しているようです。
外資の潤沢な資金を基に、構成されたプレミアム感万歳の高級ホテル。
一方では、ひたすらに低価格を売りにした宿泊特化型のビジネスホテル。
薄利な経営基盤が基本の中で、
多くの来客を見込まなければならない状況に追い込まれています。
世界規模での戦略が、賃貸経営よりも早くから必要となったホテル業界。
IT化は当然必要ですし、従業員の作業効率も求められます。
最終的に、今、課題としてあげられているものは、
「 所有 」 と 「 経営 」 の分離。
これまでの日本のホテルは、所有している土地を手当てし建物を建設し、
経営も行う 「 一体型 」 のビジネスモデルで成長してきました。
しかし、今後回復な見込めない状況下において、
販促ツールを活用し、顧客満足度を高め、リピートを増やし、
新商品も生み出していかなくては生き残れない状況になってきております。
その中で、 「 利益 」 を出していくことの難しさ。
それを実践していけるだけの経営手腕が必要となってきているのだ、と実感しました。
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賃 貸 不 動 産 経 営 管 理 士 坂 田 直 哉
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