いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。
レント管理サービス
賃貸経営アドバイザーの坂田です。
本日のテーマは、「
入居者の質 」について。
ここ数日、私は、「
長期的な空室 」 を抱えているオーナー様を伺っており、
その中で、もっともこの意見が食い違うように感じてしまいます。
例えば、
【 単身者向けの1K 】
賃料相場
6 万円の立地条件で、
7 万円で募集中。
空室期間がいくら長期化しても、オーナー様が賃料を相場にあわせない理由として、
でてくる答えが、この「
入居者の質 」を下げたくないから。
確かに、賃貸経営をする上で、トラブルが起きないようにすることは大切です。
家賃
滞納が起きたり、
ゴミ置き場が荒れてしまったり、
騒音による苦情が発生したり、
できることなら、平穏な状態を維持したい。
誰もがそう願っているはずです。
「
賃料が安い = 入居者の質が低い 」
という公式があるでのあれば、
5 万円の賃料のお部屋では、そういった問題が起こりまくっていることになります。
そんなことはないはずです。
そうは言っても、実際に、賃料を下げた時、
問題が発生したという経験をお持ちのオーナー様もいらっしゃるでしょう。
しかし、ここでは、客観的に冷静に建物自体に目を向けることをお勧めします。
建物は、車と同じで、購入した瞬間から中古になり価値が下がります。
築年数が経てば、当然ながらもっと価値が下がります。
そして、新築時には、まだまだ小さかった植栽も大きく成長し、
清掃の頻度も上がってきます。
建物自体の傷みも露呈するようになり、当然、修繕箇所も増えていきます。
そういった事態に、常に対処しなければいけないのが賃貸経営です。
客観的に冷静に見ると、賃料を下げたから問題が起きたのではなく、
お部屋や建物、その周辺が、弱ってきた、荒れてきたからではないでしょうか。
きちんと管理された賃貸住宅であれば、
はじめのうちは、そのルールがわからなかった入居者の方も
良い入居者の仲間入りをしてくれるはずだ、と思います。
賃貸住宅は、新築後5年は、ほとんど管理らしい管理が必要ではありません。
(もちろん、入居者審査など当然の部分は除いていますが・・・)
しかし、賃料を見直す時期でもある5年目以降は、
今まで必要のなかった
管理 というものが顕著に必要となる時期でもあります。
管理を行わないまま、10年間が経過・・・
それはもう、問題が起きないほうが、おかしい状態にあると言えます。
株 式 会 社
レ ン ト ハ ウ ス ■ ■
賃 貸 不 動 産 経 営 管 理 士 坂 田 直 哉
武蔵野市吉祥寺南町1-1-2 ANDO BLD.CINCO 2F
TEL
042-314-6601 ( 代 表 ) / FAX
0422-40-0701
URL
http://www.renthouse.co.jp
mail
sakata@renthouse.co.jp
PR