「
コミュニケーション能力」
でました!流行の言葉!
ですが、これさえ押さえれば、大概の事はうまくいきます!
実際に成功している経営者の方を見ていると、他人に「教え」を乞うことが非常に上手です。
コミュニケーション能力に優れている、と言えます。
誰にでもできるコミュニケーションの基本。
■ 話の受け入れ姿勢がとれている。
聞き上手であること。
店舗運営でも、できる営業マンの全てはここにかかっている、と言っても過言ではありません。
お客様といかに「信頼関係」「共感関係」を構築できるか。
物件が、どんなに素晴らしくとも、お客様が案内する営業マンのことを信頼できていなければダメ。
物件が、多少競争力が弱くとも、お客様の信頼する営業マンの紹介であれば、決まります。
相手に「
聞く態勢」がとれていなければ、どのように営業しても無駄です。
各不動産業者は物件を
何千戸・何万戸と抱えています。
オーナー様と言えど、その中のお一人なのです。
何か困った事が起きた場合、頼りになる相談相手はいらっしゃいますか?
会社ではなく、一個人として信頼関係のある方はいらっしゃいますか?
日々の経営の中で、しっかりと各方面(仲介会社以外にも)に「コミュニケーション」を取っていれば、
誰かしらそういう方にめぐり合うはずなのですが。
店舗にいるときに、よく耳にする会話ですが、
オーナー様 :「203号室空いたからお願いしますね」
営業マン :「わかりました」
オーナー様 :「・・・・」
営業マン :「・・・・」
オーナー様 :「・・・でわ、頼みましたよ」
営業マン :「・・・あっ、かしこまりました」
「ガチャ」
これから物を売ろうとする会社の経営者の会話だとは、とうてい思えません。
空室物件が多い現在、
営業マンには、紹介する物件の選択肢が非常に多いことを忘れないで頂きたい。
しかも、毎日毎日、物件を何件も案内している営業マンです。
それぞれの物件の善し悪しが、
頭の中でランキング付けされています。
営業マンの紹介したい物件ランキング上位、少なくとも中盤に食い込むには、
オーナー様の営業力が足りません!
だが、営業などしたくはない!が本音でしょう。
そうではなくて、冒頭に言いましたが、
経営者は他人に「教え」を乞うことが重要です。
それが上手な方は、間違いなく成功している。
話す事が無い!
・・・
その場合は、
「203号室が空いてしまったのだけど、今後はどうすればいいの?」
と聞いてみる。
明確な答えが返ってくる場合は、その
営業マンの名前を覚える。
後日実際に会いに行くこともいいかもしれません。
優秀な営業マンは、どのようにすれば決まるかの答えは持っています。
物件の良さをしゃべりまくるオーナー様もいますが、そうではない。(
※注意)
(※決まりが悪く、怒りだす方は論外)
それでは、「信頼関係」「共感関係」は築けません。
物件の良さを伝えたいのは、わかりますが、我慢して「営業マンの意見」を聞くことに徹して下さい。
アドバイスを求められて嫌な気持ちになる営業はいないはずです。
アドバイスの中には予算的にも出来る事、出来ない事があります。
例えば、
① お風呂がまだ「バランス釜」の物件。
そこを給湯に変えれば、ご紹介の機会が増える。
しかし、予算がない。
では、リースで対応できないだろうか?
② 畳のお部屋をフローリングに。
フローリングもどきのクッションフロア と 実際のフローリング の費用対効果。
バリアフリー化でエコリフォーム対応できないか?
③駅から遠い単身物件
大型リフォームしないと決まらない?
駅から遠い物件は、そもそも単身者向け物件を建ててはいけない!
建ててしまったのからには、
・これから需要が見込まれるペット可物件にする。(敷金+1ヶ月)
・隣接部屋2つ空室で、人気の1LDK(ファミリータイプ)に間取り変更。
④予算がない。
セルフリフォームの方法を聞き、自らリフォームする。
あげればきりがないので、この辺で。
物言わぬオーナーをやめましょう。
代替わりされたオーナー様 や 新興サラリーマンオーナー様は既に実践しています。
数年後には、自らの周りに頼れるスタッフが数名いる状態にしませんか?
アドバイザーになってくれた営業マンに「
ありがとう」と言うだけで、また頑張りますよ。
「コミュニケーション」 = 「聞いて、礼を言う」 だけです。
<追伸>
オーナー業は、本当に楽しい仕事だ、とつくづく思います。
限られた予算で、いかに高い利益を出すか。
その工夫も無限大。
人脈を大切にし、チームで行っていく募集体制。
時代のニーズと自らのセンスを掛け合わせる内外装。
多くの空室を抱えた物件が問題になっている中、満室経営にチャレンジ。
いやいや、ただの
投資だから、そんなことはしたくなくて、と言う方も当然いらっしゃる。
投資家の方の場合は、
サービス業の会社を持つ会長様、もしくは、株主様のイメージですよね。
であれば、本当に中の業務だけでもやらせてほしいものです。
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