日本チェーンストア協会が24日発表した4月の全国スーパー売上高は、
前年同月比4・9%減の1兆93億円となり、
17か月連続で前年を下回った。
消費者の低価格志向や、
季節外れの冷え込みで、Tシャツなど春夏物の販売が振るわなかった。
商品別では、
衣料品が7・9%減と、
52か月連続の前年割れ。
紳士、婦人ともジャケットや雨具が好調だったが、半袖などの軽装が苦戦した。
売上高全体の約6割を占める
食料品は4・5%減と、
15か月連続でマイナスとなった。
休日に妻とデパートやスーパーに行くと、よく思うのですが、
従業員が本当に辛そう。
何か必死な感じを受けてしまいます。
止まらないデフレ・低価格競争で、現場で働いている従業員から、
先行きの不安感がにじみ出ている。
そんな中で買い物をしても、できるだけ早く店から出たい気持ちになってしまいます。
答えを見いだせないお店がもがいている一方で、繁盛しているお店ももちろんあります。
人の購買意欲を操るのは非常に難しいです。
何がそうさせるのか、具体的にはわかりません。
個人的に思うことは、つまらないから買わない、ということ。
面白味があれば、買ってしまいます。
「面白味」
万人向けの面白味を狙うことは、ほぼ不可能だ、と思いますし、
全てを高級志向にする必要もないのではないか、とも思います。
ただ、ターゲットを絞り、その購入層に合わせた面白味を追求すれば答えはあるのかもしれない。
万人に人気があるものは、存在はしない。
どうしたら人は物を買うのか。
その答えは、買わせる側の分析次第ではないでしょうか。
買わせる側は、もっと買う側が、
・どのような生活をしていて、
・何歳くらいで、
・男性なのか女性なのか、
・休日の過ごし方、
・身につけているもの、
・どのような車に乗っている、
・好きな芸能人、
などと突き詰めていかなければ、いけないのかもしれません。
どのような人に買わせたいかを考えて、
実際にターゲットが合致すれば、それもまた面白いはずですから。
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