大まかに分けると、商品戦略とは、
・同質化
・差別化
という2点に分かれます。
まず、最近お茶が売れているとします。
飲料会社はそれを見て同じようなお茶を作ります。
先行して成功した物と同じような物を作れば、間違いなく売れます。
これが「同質化」です。
大手の松下電器が、長年なんと揶揄されてきたか。
「マネシタ電器」
・・・・
あまり品がいい言葉ではありませんが、自身でもそういってはばからないところもあります。
確かにマネはしたけれども、それ以上に良い商品を生み出したら確実に売れます。
対照的にソニーを商品を見ていると、いかにも独創的(差別化)で、目を引きます。
しかし、そのあまりの独創性により、コケてしまう商品も多くあります。
最近のパソコンのCM・・・
ジーンズのポケットにパソコンが入る・・・
買う人はいるでしょうが、万人受けはしないでしょう。
これが「差別化」です。
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前置きが毎回長いですが、
物件に当てはめてみてください。
まず同質化出来ていますか?
今入居者のニーズはご存知でしょうか?
売れている物件に合わせる事が出来ているでしょうか?
商品の価格がずれていませんか?
(ニーズ・賃料はどこの営業マンでも知っています)
それが出来てから差別化です。
残念ながら、物件はオーナー様の物件だけではありません。
150円程度のお茶ですら、差別化が激しい世の中です。
ですが、この差別化が非常に難しい。
ソニーでも失敗するくらい難しいです。
しかし、多くの場合、差別化は同質化に比べ投資金額を抑えられます。
なぜか!?
それはお金ではなく頭を使うからです。
お茶に景品を付けただけでお客様は買ってしまうのです。
コンビニの陳列がいいだけで買ってしまいます。
どのようにすれば不動産屋が動いてくれるのか?
直接お話しに行ける機会があれば幸いです。
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