築年数:
1986年
築年数は若干経っておりますが、
清掃面や
リフォーム面でも特に問題があるわけではありませんでした。
当時はまだまだ現役であった
バランスガマ仕様のお風呂が
平成生まれの学生には気になる点としてあげれるくらいですが、
そこは
賃料を下げ、
敷金1カ月/礼金1カ月と対応されておりました。
実際に写真をお見せすることはできませんが、
本当によく管理されている物件です。
しかし、この物件が、1年以上も空室になっています!【悩み】
弊社が少し前に仲介させていただいた入居者も、
数か月の入居期間で
結婚することが決まり、またもや
空室となってしまっていたのです。
問題はそれだけではありません。
今までこの物件を実際に管理維持してこられたオーナー様の
奥様は他界され、
ご主人は今後どのようにしていけばよいか、悩まれていたのです。
以前は何社かの仲介会社に依頼していた募集広告。
時が経つにつれ、今、関係を保っている会社は、
弊社ともう
1社のみ。
もう1社からかかってくる電話は、
「
景気が悪いですから・・・」
「
物件が古いですから・・・」
「
賃料を下げましょう!?」
そういう状況下で賃料は相場よりかなり低くなっておりました。
現在、物件の名義は
娘さんにしてあるそうです。
今回少しだけ娘さんとも話すことができましたが、オーナー様との
温度差を感じてしまいました。
口にはしていませんでしたが、オーナー様の心内では
家族に
負の遺産を残してしまわないか、そういった事を考えていらっしゃるように見えました。
今回、私自身は初めての訪問でしたが、
4時間近くお話をさせていただきました。
また次回、改めてお話することになっております。
今回に限らず、現在賃貸経営をされているオーナー様の多くがこのような悩みを抱えている。
店舗への帰り道、
来春完成予定の新築工事を何件も見ながら、なんとも言えない気持ちになりました。
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