今回の場合は、設計と施工業者さんが予め決まっておりましたので、
そのプランニング後のお話から始まりました。
建設予定地には、既存の物件が建っており、
その物件の
現在の入居者の立退きから始まるようです。
(入居者の立退きも建築業者さんの方で行うことが支流です。)
全ての入居者の立退きが完了するのが、来年の春。
その後の建設で、完成は来年の9月頃になる予定です。
その後、オーナー様の自宅に招かれ、様々なお話を伺いました。
さすがは長年オーナー業をやられてきただけあって、入居者のトラブル等の話は尽きることなく、
その中での独自の
賃貸経営論など、とても勉強をさせて頂きました。
ちなみにこのオーナー様の物件は
全てオーナー様自身で管理をされています。
今回の新築計画でテナントも合わせると
40戸近くの入居者及び事業者を管理することになります。
委託管理の存在をもちろん知らないわけではありません。
自主管理の様々な
危険性も理解しておられる。
ご自身の年齢的な部分も加味して、そろそろという本音の部分もあるようです。
そこに踏み切れない最大の理由は、
数多くある不動産屋(管理業者)を半分は信頼していただいているが、半分は信頼していない
ことにあるのではないか、と思います。
自主管理されているオーナー様で、トラブルに見舞われる方を多く見て来ています。
ただでさえ、様々な事件が多い世の中で本当に自主防衛・物件管理が難しくなってきています。
次回(第3回)は、本日頂いた建築図面を基に【
家賃査定】をさせていただくことになっております。
完成まで1年、その後のサポートを含めると本当に長いお付き合いになります。
オーナー様も、ご自身が亡くなられるまで、などと笑いながら言われておりました。
信頼関係を築いていくこと。改めて痛感いたしました。
PR